サンワダイレトのごろ寝マウスこと「400-MA083」を買ってみたのでレビュー

2.5
レビュー

ベッドにMacBookを置いて、寝る前にごろごろネットするのが私の毎日。

というわけで、なんとなくサンワダイレトのごろ寝マウスこと「400-MA083」を買って暫く使ってみたのでレビューしてみます。

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指輪のように手に収めるごろ寝マウスは、寝転がりながら使えるのか?

寝転がりながらPCを操作できるマウスとして、ニッチなジャンルですが、それなりに息の長い印象がある分野です。モノとしてはトラックボールマウスの亜種のようなものですが、デスクがなくても使えるマウスとして、それなりに人気はあると思われます。

長らく興味はあったものの、商品レビューを見ると、どうも作りがイマイチなものが多い印象もあり、なかなか手が出せなかったのですが、ふと思い立って買ってみたという経緯です。

実際に数週間ほど暫く使ってみたのですが、印象通りといいますか、良くも悪くもといった感想です。

結論としては、ベッドに寝転がりながらならイマイチ、こたつにどっぷり入りながら使うのなら良い。けれども結局はオモチャのようなもの。

買ってみてもいいけれど、おすすめするほどではありません。

また、私が普段使っているマウスは、Logicool MX ERGO、Logicool M600、Logicool M570、Apple Magic Trackpadの3つです。値段としては購入時で7,000円から12,000円程度で、モノとしてはやや高めのもになります。比較するものがこの3つになるため、やや辛口の評価になるかもしれません。

sanwa directのごろ寝マウス「400-MA083」は使いやすいのか?

外観と質感

画像でもなんとなく分かるかと思いますが、正直なところ外観や質感はオモチャです。プラスチックも安物なのか、手肌への感触は高級感は微塵も感じさせず、なんとなく中がカラカラ鳴りそうな感覚があり、100円ショップで売っているレザーペーパーのような、絶妙な安っぽさがあります。

とはいえ軽い事は良い点です。ごろ寝マウスなのですから、重たくては持っていられませんからね。

パーツのかみ合わせが悪いわけではありませんが、工作精度はかなりガバガバです。目立つわけではありませんが、プラパーツのバリがかすかに感じられ、所有している事への満足感を満たすことは難しい。

また、特に専用ソフトウェアがあるわけでもないので、挿せばそのまま使えます。

Webブラウザでの操作

ボタンは実質2つ+スクロール用ホイール

  • 奥のボタン:【左】ホイールクリック 【右】リンク先表示
  • トリガー:左クリック
  • 手前のボタン:メニュー表示

上の画像ように、人差し指と中指・母指球(親指の付け根)でホールドします。大抵のごろ寝マウスがそうですが、本製品も左右対称なデザインであるため、利き手を気にする必要はないでしょう。

操作感

実際に操作していると指2本で保持しているため、やや不安定な感覚があります。また、ポインターの操作は癖がある……というよりは、トラックボール系のマウスは慣れが必要である事を考えると、まあ許容かもしれません。

スクロールに関しては、がくがくします。専用ソフトウェアがあるわけでもないので、そのままではスムーススクロールのような表示はされません。ブラウザの拡張機能等で入れてみる必要があるかもしれません。

実用的なのか?

トラックボールマウスを常用している人であれば、特に買う必要はないかなと思います。

ただし、コタツに首元まで使って、モニタを眺めながらWebするんだ!……という使い方ならアリかと。なんにせよ、Webを見る・動画を見る以上のモノを求めるものではありません。

場合によってはプレゼンでポインター、手元操作の代わりに使えなくもありませんが……。

また、今回購入したごろ寝マウスはサンワダイレクトのものですが、特に深い理由があったわけではありません。他のメーカーのものもありましたが、2000円程度のものを見繕い、なんとなくメーカーに聞き覚えがあったものだから、という消極的な理由です。

とはいえごろ寝マウス自体には興味があったため購入したわけですが、暫く使い続けて耐久性を見てようかと思います。どうも、どのごろ寝マウスのレビューを確認しても、すぐにチャタったりボタンが潰れたりというものが目立ちます。

またひとつ重要な点として、Webブラウザに対する「戻る」「進む」系のボタンがありませんので、その点がやや快適さを下げていますね。

モノとしては面白いので、興味があればどうぞ!というところなのですが、一般的なマウスに比べてやや高いのが難点でした。

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