Wccftechによると、 DigiTimesをソースにintelの10nmディスクリートGPU「Xe」が2020年半ば(Q2~Q3?)に発売されるのではと述べています。
Computex TAIPEI2020またはE3 2020にて、何らかの発表があるのではないかという話は以前も取り上げましたが、これはそれの続報に当たるものです。
intel ディスクリートGPU「Xe」のバリアントは?
Xe GPUは10nmで製造され、ゲーミング用のみならずAIやHPC市場にも視野に投入されるようです。主にハイ・ローの2層で分けられるようです。
- iDG1LPDEV
- iDG2HP512
- iDG2HP256
- iDG2HP128
おおよその予定として2020年には10nmのXeが発売され、2021年には7nmのXeが……という流れのようですが、intelの10nm以降の迷走ぶりは知られている通りですので、あくまで目安としてみたほうが良いとは思います。
「Xe」はゲーミング用とデータセンター用で2種のプロセスに
2021年ごろには7nmプロセスの製品群がデータセンター向けのXe GPUのグラフィックスカードとなり、FoverosスタッキングによるGP-GPUとして製造されるとの事は確認されています。
が、一般消費者層としては、というよりは2020年に発売されるであろう10nmのXeに興味が向かいます。
2020年のGPU
PCle4.0、M.2-nvme-SSD、HDMI2.1、DisplayPort2.0、7~10nm CPU&GPU、有機ELパネル、HDRなど、2020年はPCパーツ的な意味でも面白い年になりそうです。
GPUだけで見ても、おそらく2020年には、intel Xe-GPU、nvidia Ampere-GPU、AMD Arcturis-GPUと、ディスクリートグラフィックカードとしては3つの会社から発売される可能性があるため、とても楽しみです。