エレコムのごろ寝マウスことRelacon「M-RT1DBK」を買ってみたのでレビュー

3.5
レビュー

ベッドにMacBookを置いて、寝る前にごろごろネットするのが私の毎日なのは変わらず。

というわけで、サンワダイレクトのごろ寝マウスを買ったばかりでしたが、あまりにもお値段そのままな品質だったので、少しお値段高めの、エレコムから2019年11月に発売されたRelacon「M-RT1DBK」を買ってしまったのでレビューします。

なお、エレコムのRelaconシリーズは2種類発売され、Bluetooth4.0接続の「M-RT1BRBK」、2.4GHz帯無線接続の「M-RT1DRBK」となっていますが、私が購入したのは2.4Ghz帯無線接続のほうです。

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設置を必要としないごろ寝マウスに大事なのは握りこみ

寝転がりながらPCを操作できるマウスとして、ニッチなジャンルですが、それなりに息の長い印象がある分野です。モノとしてはトラックボールマウスの亜種のようなものですが、デスクがなくても使えるマウスとして、それなりに人気はあると思われます。

今回も暫く使ってみたのですが、なかなか良いなというのが率直な感想です。値段が7千円もあり、すぐすぐ買おうという値段ではないと思いますが、ごろ寝マウスを購入することを検討しているのならば、モノと値段と品質は直結することを頭に入れておいて損はしないと思います。

なお、私が普段使っているマウスは、Logicool MX ERGO、Logicool M600、Logicool M570、Apple Magic Trackpadの3つです。値段としては購入時で7,000円から12,000円程度で、モノとしてはやや高めのもになります。

エレコムのごろ寝マウス Relacon「M-RT1DBK」は使いやすいのか?

外観と質感

画像から伝わるかはわかりませんが、質感は比較的良いです。マットな表面は、いかにもプラスチックでございというチープさを抑えていますし、ボタンがカタつく感覚もありません。

また、欠点というか一番最後の画像はごろ寝マウスのスタンドになるのですが、なぜこれを同封したのかがわかりません……特に必要はないと思います。

また、Macとwindowsどちらでも使える、マウスジェスチャーやソフトウェアがあるため、ボタンの割り当てにもさほど困らないかと思います。

マイナス点としては、筐体にストラップをつける穴があるのですが、ストラップ自体は付属していません。正直、スタンドを用意するくらいならストラップを付けてくれたほうが私は嬉しかったですね。(ストラップ自体は100円ショップで適当に買ってきましたが)

マウスを握りこんだ時の操作感

マウスのサイズと親指の位置を見てもらえればなんとなく分かるかと思いますが、しっかりホールドする形で握りこむと、トラックボール部分まで指が伸びます。このためスクロールホイールに指があたりがちです。

トラックボールでポインターを操作している時、あるいはスクロールホイールでスクロールをかけている時など干渉しがちなのが難点です。両者のピッチが狭く、どちらを操作している時でも親指が触れかねないため、結局私は、トラックボール操作時はは親指をスクロールホイールに当たらないようやや浮かせた感じに操作し、スクロールホイール操作時はやや曲げたような形で操作を行っています。さほど手間でもありませんが、やや不便だなと感じるところです。

Webブラウザでの操作

webブラウザで使用するボタンとカスタマイズ

  • 奥のボタン:【左ボタン】クリック 【右ボタン】右クリックメニュー表示
  • ホイール
  • 進むボタン・戻るボタン
  • メディアコントロールボタン

特に表記が必要ではありませんが、基本的に4つの部位に分かれて操作を行います。特に便利なのが、戻る・進むボタンです。ごろ寝マウス系のものを買う際には最低限つけていてほしい機能です。

メディアコントロールボタンも人によっては便利かもしれません。私は専用ソフトウェアのコンフィグで、メディアコントロールボタンを、ブラウザの拡大・縮小、そしてコピー・ペーストに割り振っています。

なお、ごろ寝マウスでごろごろしながら操作していると、テキストが小さく感じたり、ちょっとした単語ならキーボードではなく、適当にコピペして検索をかけたりしたいという気持ちがあるため、専用ソフトウェアのコンフィグはかなり便利でした。

youtubeコンテンツでの操作を専用に割り振る事も出来るようですが、現状では使っていませんし、特に必要も感じていませんが、これは個人で差がある部分ですね。

操作感

総じて操作は問題ありません。ホイールとトラックボール・親指の位置に少々気をつける必要があるかと思いますが、ある程度の慣れで吸収できる範囲です。

当然トラックボールマウスかつ設置なしのごろ寝マウスであるため、ノーマルなマウスのみを使用している人は慣れるまで数日かかるかもしれません。

また、布団に突っ込んで操作してみましたが特に問題はありませんでした。(1Mもないかもしれなかったが)

実用的なのか?

ごろ寝マウスを探しているのならば候補にあげて良いと思います。

ただし値段が¥7,000~¥8,000程度とそれなりに高額であるため、躊躇ってしまうかなとは感じます。事実私も買うまでそれなりに悩みましたが……。

購入してMacBookに接続して、数週間使用しましたが特に問題もなく、ごろごろしながら使えています。

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