CES2020にて台湾Acerが、大型の有機ELパネルのモニターを発表された事を、wccftechなどが伝えています。
4K・120Hz・最大輝度400nit・可変リフレッシュレート対応というDellのAW5520QFと同等のものとなりそうです。過去にその記事を投稿しましたが、仕様の詳細が明らかになるのが楽しみです。
Aceer Predator CG552KとDell AW5520QFの比較
AW5520QF | CG552K | |
---|---|---|
メーカー | Dell | Acer |
パネルタイプ | 有機EL | 有機EL |
パネルサイズ | 55インチ (54.6int) | 55インチ |
色域 | DCI-P3:98.5% | DCI-P3:98.5% |
表示色 | 10.7億色 | ? |
応答速度 | 0.5ms | 0.5ms |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
コントラスト比 | 130000:1 | ? |
輝度 | 400 cd/m² | 400 cd/㎡ |
ディスプレイ同期 | Free-Sync,G-syncC | Adaptiv-Sync, G-syncC? |
I/0ポート | DisplayProt1.4 (x1) HDMI 2.0 (x3) | DisplayProt1.4 (x1) HDMI 2.0 (x3) |
USBポート | USB3.0 (x3) | USB-TypeC,USB2.0(x2),USB3,0(x1) |
スピーカー | ステレオ14W | ステレオ10W |
発売時期 | 2019年10月2日 | 北米・第3四半期 |
価格(2020年1月) | ¥350,000 | ¥330,000?(2,999米ドル) |
並べてみると、ほぼ同じ仕様のように思えます。つまりまあ、パネルはほぼLGのOLEDパネルで間違いないと思います。
その他の入出力ポートのほぼ差はなく、標準価格こそCG552Kが安いものの、2020年1月現在ではDellの公式サイトでは、表示価格の¥431,800から¥350,900になっています。CG552Kが発売される頃には、あまり差がなくなるかもしれません。
パネルも価格もさほど差がなくなってくると、筐体の入出力ポートや見た目の問題なってくるかもしれません。
AW5520QFの記事ではHDMI2.1が搭載されるかどうかに注目しましたが、CG552Kの今のところの仕様をみると、HDMI2.0のようです。
もちろん伝送路がHDMI2.0だろうと、HDMI2.1だろうが、DPだろうが帯域が足りればなんでもいいわけですが、販売が第3四半期とのことなのでやはり欲しかったなと思ってしまうのは、この手のものが好きな人間のさがでしょうか。
現時点での結論としては、CG552Kを待つ必要はあまりなく、欲しいのならばAW5520QFを購入してしまったほうが良いのかなと思います。