台湾本社のAcer(エイサー)より、Predator CG7シリーズ「Predator CG437K P」ですが、ちらほら続報らしき仕様が出始め、またPR動画もyoutubeで見かけましたので、改めてチェックしておきます。
Predator CG437K Pの諸元スペック(修正版)
パネルサイズ | 43インチ | 解像度 | 4K (3840 x 2160) |
パネルタイプ | VA | パネル表面 | ノングレア |
色域 | DCI-P3 90% | 表示色 | 10億7,000万 (8bit+FRC) |
輝度 | 750nit (Max1000nit) | コントラスト比 | 4000:1 |
HDR対応 | HDR1000 | 応答速度 | 1ms (VRB) |
リフレッシュレート | 2DP:3840×2160@144Hz 1DP:3840×2160@120Hz HDMI:3840×2160@60Hz USB-typeC:3840×2160@60Hz |
ディスプレイ同期 |
G-sync compatible (48-120Hz?) |
スピーカー | 10W*2 | USBポート | USB3.0*4、USB-typeC*1 |
VESA | 200*100 | イルミネーション | アリ |
I/Oポート |
HDMI2.0*3、DisplayPort1.4*2 |
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発売時期 | 2019年11月頃?(中国、北米スタート) | ||
値段 | おおよそ1,300~1,800ドルほど? |
ある程度は見えてきましたね。気になっていた、接続ケーブルの本数はやはり最大DP2本で対応になるようです。過渡期的な仕様で嫌いではないですが。
なお、バックライトがエッジ型なのか直下型なのかは分かりませんでしたが、エッジ型のような気がします。
また、気になるモニタとして取り上げた「ROG Strix XG438Q」の続報ですが、これと比べても一回りランクが上のようです。
最大の懸念点はサブピクセル配置がXG438Qのように、BGRなのではないか?という点です。実用的には問題ないかとは思いますが、PCモニターでテキストを見ないわけはなく、また値段もそれなりになるハズなので……。切にRGB配置である事を望みます。
ディスプレイ同期・Sync系はどこまで対応する?
続く懸念点としては、ディスプレイ同期がいまいちはっきりしない点です。G-sync compatibleとあるため、Adaptiv-sync(free-sync)で使えるのでしょうが、さてHDRと併用はできるのか?となると、これが分からない…。
ゲーミングシーンとして、HDR1000認証であるのなら、Sync系とHDR表示は併用したいものですが、CG437KPに限らず、他のモニタでもいまいちわからない事が多いのが難点です。
上記のサイトによると、nvidiaはG-sync compatible下において48Hz-120Hzの対応がされる事が述べられていますが、OCした144Hzまでは届かないという事でしょうか。
なんにしても、4Kという高解像度において、DisplayPort1.4のケーブル2本差しという条件下、どのような挙動になっているのか、HDRはどう扱われているのかが不安材料です。
G-sync Ultimate、FreeSync2対応という事であれば不安はないのですが。
なんにしても、G-sync compatibleという事であれば、AdaptiveSync(FreeSync)は使えるだろうと思われます。
思われます……。
発売は結局いつなんだろうか。価格は?
前回取り上げた際には、2019年9月には中国なりで発売され……ということでしたが、まあありがちと言えばありがちですが、後ろにずれていっているようです。2020年頃にはHDMI2.1、DP2.0などの普及が始まるであろう事を考えると、DP2本接続仕様のこのモニタは、年内には発売されていないとスルーされかねないため、まあ、2019年内には発売されるのかなあ……と私は思っています。
また、国外のAcerサイトでは、ある程度価格が出ているようです。もちろん米ドルなりシンガポールドル表示なので、ふわふわしているわけですが。
確認した範囲では、円換算でおおよそ13万から18万程度に表記されていました。…どうにも幅がありましたが、20万以下と思っておけば良いのかもしれません。
結局のところ
XG438Qがやや中途半端な仕様という事もあり、購入するのならばCG437kpになるかもしれません。
20万以下なら買う…と思います。