Titanでもtiかも分からない、GPU二基
2020年2月29日のtweet。これを受けて、WccftechやTom’sHardWareが取り上げています。
大前提としてこれがNvidiaの次世代GPUである、3000番台になるAmpere-GPUであるとは限らず、なんなら次々世代であると噂されるHopper-GPUかもしれないという話ですが、全く個人的にはHopper-GPUである事はないんじゃないかと捉えています。
3xxx Titan RTX | RXT 2080ti | 4xxx GPU 1 ? | 4xxx GPU 2 ? | |
---|---|---|---|---|
GPUアーキテクチャ | Turing | Turing | Ampere ? | Ampere ? |
製造プロセス | 12nm FFN | 12nm FFN | 7nm | 7nm |
SM | 72基 | 68基 | 118基 ? | 108基 ? |
CUDA core | 4608基 | 4352基 | 7552基 | 6912基 |
clock | base:1350 MHz boost:1770 MHz | base:1350 MHz boost:1545 MHz | base:1110 MHz ? | base:1101 Mhz ? |
メモリ | 24GB | 11GB | 24G | 47GB |
geekbench | 131974 | 129019 | 184096 | 141654 |
注意しておきたいのが、Nvidia GPU 2と表記したメモリが47GBというのが、これは間違いではないかと言われている点です。 48GBでもなく47GBであるという点がやや不可解ですが、まあ、現時点での未確認なGPUですし、気にしても仕方がないところですね。
メモリを無視してみると、クロック数が下がっていはいるものの、Nvidia GPU 1がTitanシリーズ、Nvidia GPU 2が3080tiであるのかなと単純に思ってしまいますが、リリースされていないGPUであるため、話半分程度に眺めておくのが一番でしょう。夢は膨らみますが。
とまれ、そういった事情を勘案して見ると、上記のgeekbenchでは、Turing-Titan RTXとTuring 2080tiに比べ、Ampere?-Nvdia GPU 1は40%程度の、GPU 2は10%の伸びということになりますが、ベンチ自体が昨年10月という事もあり、あくまで噂話を楽しむ段階ですね。
nvidia GPUの簡易変遷一覧
年 | アーキテクチャ | プロセス | 補足 |
2013 | Kepler | 28nm | アーキテクチャ刷新 |
2015 | Maxwell | 28nm | – |
2016 | Pascal | 16nm | Tensorコア搭載、HPC向け、ディープラーニング |
2018 | Volta | 12nm | Tensorコア搭載、HBM2メモリ、HPC向け、ディープラーニング |
2018 | Turing | 12nm | Tensorコア・RTコア搭載、ゲーミング、ディープラーニング |
2020 | Ampere | 7nm | ?…*AmpereコアはVoltaと同じくデータセンター向けという噂もあった |