AMD、Big Naviと呼ばれるRadeon RX5950XTの噂

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Radeon ”Big Navi”

wccfteckがAMD Radeon RX5950XTの噂を伝えています。フラッグシップに相当し、GPUのプロセッサコアは80CU(*Compute Unit)に達する「Big Navi」であり、以前よりNvidiaキラーだとされていた層のグラフィックカードにあたります。

最もwccfteckはこれが噂であると断っているため、どこまで正確かはわかりません。特にクロック数などは、まあ参考程度に考えていたほうが良いかと思われます。

RDNA2、80CUを持ち、1700 MHzで17.5 TFLOP

GPURX5950xtRX5700xtRX5700RX5500
アーキテクチャRDNA2RDNA (Gen1)RDNA (Gen1)RDNA (Gen1)
GPUコアnavi 20 or 21?navi 10navi 10navi 14
製造プロセス7nm+7nm7nm7nm
トランジスタ数?103億103億64億
ピーク単精度計算17.5TFLOPS ?9.75TFLOPS7.95TFLOPS5.2TFLOPS
演算ユニット80CU ?40CU36CU22CU
ストリームプロセッサ5120基 ?2560基2304基1408基
VRAMGDDR6 & HBM2 ?GDDR6 8GBGDDR6 8GBGDDR6 8GB
メモリ帯域448 GB/s (256bit)448 GB/s (256bit)224 GB/s (128bit)
クロック1700Hz ?base:1,650MHz
game:1,755 MHz
boost:1,905 MHz
base:1,465 MHz
game:1,625 MHz
boost:1,725 MHz
base:1,670 MHz
game:1,717 MHz
boost:1,845 MHz

GCNアーキテクチャからRDNAに切り替わり、ナンバーこそ5xxx番台のままですがRDNA2になるとの見方が大半です。GPU-coreも7nm Navi 1xから7nm+ Navi2xになるとか。

今までAMD GPUのRadeonシリーズはRX5700XTが最上位になっていましたが、実際のところはNvidiaのxx70番台がWQHD解像度が対象のミドルハイであるように、ハイエンドは空位のままであったため、ようやく対抗馬が出てきたかなという気持ちです。

PlayStation5の話でも取り扱ったように、また、 AMDのCEOであるリサ・スー氏が述べるように、RDNA2では ハードウェアレベルでのレイトレーシング対応にために手が入っているとの事。要するにNaviカスタムは、コンシューマー向けのカスタム部分はとにかく、基本的にNavi2x GPUでありRDNA2アーキテクチャに近似しているであろうと思われます。あくまで概要がですが。

また、Nvidiaキラーとあだ名されるように、現行のNvidiaのグラフィックコアであるTuring-GPUに対抗するものなのでしょう。Radeon RX5700の時点で、Nvidiaのミドルハイにそれなりに対抗できていた事を思えば、Radeon RX5950XTはそれなりに期待したいものです。

最も、Nvidia側もAmpere GPUの噂があり、AMDがRadeon RX5950XTを出した時点でNvidia RTX3xxxシリーズが迎撃する形になり、スコアとしてはどうしてもNvidiaに敵わないだろうなとは思いますが。

期待したいのは価格による対抗です。

2020年1月時点でのRadeon RX5700シリーズは¥40,000前後、NvidiaのRTX2070シリーズが¥60,000前後はするため、Radeon RX5950XTでも何とかRTX2080以降にもコストパフォーマンスという点で優位に経ちたいところです。

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